「西調布一番街つくるまちプロジェクト」石川 恭さん


Posted on 2015-3-6



昭和の香りが残る「西調布一番街」

夜は居酒屋さんの明かりが灯り、人情溢れる魅力的なお店が軒を連ねますが、お昼は割と静かな商店街です。


写真右がオーナーの石川さん。写真左はプロジェクトをディレクションしたブルースタジオの谷田さん。

以前は八百屋や魚屋等が並び、賑わいを見せていたこの商店街をまた活気ある街にしたい…。西調布一番街に物件を多く所有する石川恭さんとそのご兄弟は、商店街の活性について、色々と検討を重ねていました。





その時に、あるテレビ番組をきっかけに、不動産再生のオーソリティ「株式会社ブルースタジオ」を知り、商店街再生の件でのサポートを依頼します。
そして約1年間に渡り議論・検討を重ねた結果"商店街に住む人、関わる人が盛り上げる特色のあるまち"をコンセプト掲げ、今回のプロジェクト「西調布一番街つくるまちプロジェクト」をスタートさせる事になりました。



昨年、リノベーションも終わり、アーティストの入居も決まり、いよいよこれからスタートとの事。今回はそんな石川さんにお話を伺ってきました。


取材時はアトリエ作りの真っ最中でした。

ー現在は何組の方々がいらっしゃるのですか?

石川さん「全5組のアーティストの皆さんが入居しています。」

ー面接も行ったそうですが、どのような基準で決まったのですか?

石川さん「活動内容の他、"これからこのアトリエでどういう事を行っていきたいのか"という事を伺わせて頂きました。このプロジェクトを始めた理由は、商店街や地域の活性化です。今までに無かった人の流れをつくりたいと考えています。ですので、例えばアーティストの方でも『黙々と作業をするだけ』という方は、我々の意向と合わない…ので(笑)」



ーなるほど。では商店街活性の意思を受け取った方々が入居されていると。

石川さん「そうですね。でもその為には、先ずはここに居るアーティストの人達が活動しやすい環境を我々がつくる事ができなければいけないと思っています。なるべく自由な環境でワークショップや展示等を行って頂きたい。」


2/11にオープンとなったシェアアトリエ。完成披露会には多くの方が集まりました。

ー石川さんにとって、調布の面白みってどこにあると思いますか?

石川さん「人口はそこそこいるわけですよね。(統計では約22万人)
ファミリー層、学生もいます。良いお店もある。まだまだ頑張れるポテンシャルがあると思うんです。そして私は住民として、できれば調布がもっと"面白いまち"であって欲しいと思っています。これは住んでいる方なら、多かれ少なかれ必ず思っている事だと思うんです。」

 

完成披露会を行ったアーティスト「ukiuki labo」による子供向けのワークショップ


石川さん「"街の需要"って言うのはまだ調布の色々な所に眠っているんじゃないかと思っています。だから今までと同じではない、ちょっと違う使い方が提案出来ると良いのではないかと思うんです。
先ずは小さい所から。そして案外、何か動き始めると「何かやってるぞ」というかたちで、周りの方々にもきっと興味を持って頂ける。先ずはそこからだと思っています。」


入居者であるデザインユニット「eskimo」の作品展示、販売

ー"調布の眠っている需要"を掘り起こす。

産声を上げたばかりの「西調布一番街つくるまちプロジェクト」が目指す、活性化した商店街を見るのはまだ少し先かもしれません。
しかしアーティストの方や、子供も大人も生き生きとした表情を見せていた完成披露会に、「今までに無かった西調布一番街」の姿があったのは確かでした。



(記事/写真 :  薩川 良弥)
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西調布一番街つくるまちプロジェクト 
株式会社ブルースタジオ 

入居者 (2015年現在)
情熱のフラミンゴ 
ukiuki labo 
椎木彩子 
町田七音 
eskimo 

内藤ユウスケ 
宮代高穂




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