【寄稿】荒井昭則さん 社会の問題の解決に取り組みたい。
だから世界を回る。


Posted on 2017-11-6



【寄稿枠】
大学生の荒井さんは、就職活動中に「自分に出来る事」を模索しに、世界を回りながら各地でボランティア活動をしに行く事を決めました。ここでは、荒井さんの体験記をお届け致します。

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以前の記事を書いてからずっとアメリカで活動していました。
アメリカで暮らしてみた感想は、車の車線が逆であったり、コーラのサイズが日本の3倍ぐらいあったり、自分の中で想像していたアメリカのままで何故か嬉しい気持ちになりました。
自分がアメリカにきた理由は自然保護のボランティアに参加する為です。現地メンバーと共に様々な活動を行いました。

今回は、僕が現在まで行ってきた活動をご紹介します。


■カールサンドバーグ文化遺産でのヤギのフェンス建設
ヤギを飼育するためのフェンスを形成しました。ヤギは高いところを好むためフェンス作りは難航しました。

 


 

この場所は機械や最新の設備を使わず、昔ながらの方法でフェンスを作っていました。効率が悪いと感じることもありましたが、メンバーで連携しながら徐々に早く正確に実行することができました。

実際に作業を行ってみて、当たり前に食している食べ物に対して、改めて感謝の気持ちを感じました。普段食べている鶏肉や魚など、捕る人、運ぶ人、加工する人など様々な人の努力があります。自分もフェンスを作るという過程を通して、関わる人の努力を痛感しました。

国をまたいだボランティア活動は、作業そのものも楽しいですが、僕の様な海外からのボランティアが関わることにより、現地の人も少なからず刺激になっているのではないかと思いました。僕も新鮮な気持ちでいられるのと同じ様に。


■グレートスモーキーマウンテンでの水路の建設
人間の手を加えないと、洪水により山が破壊されてしまいます。
山が破壊されることにより、水の流れがとまり川がなくなってしまうこともあるそうです。また土砂崩れなどで近隣の人々に危険を及ぼす可能性もあります。
そのため、岩や木の根を取り除き、道を平らにしたあと水路を作りました。





■国立公園での外来種の駆除
外来種とは特にくず、にわうるしと呼ばれる植物です。
アメリカのチムニーロック国立公園でその外来種の駆除を行いました。駆除が必要な理由は元の植物が当たるはずだった日光や水分、栄養分を外来種が奪ってしまい、元の植物が枯れてしまうからです。
駆除した外来種の大部分は日本からの植物で、場所によってはとても悲惨なものでした。


 


 

活動期間によっては山でテント泊ということもあり、普段肉体労働をしていない自分にとっては大変でしたが、たくさんのことを学びました。

まずは当たり前ですが、文化の違いがあるということ。
例えば、肉を食べない「ベジタリアン」の考え方は日本で肉を食べて育った自分には理解がとても難しく思いました。ベジタリアンの主な考え方は"動物が好き"だという理由でした。自分にとって動物と食べ物は別と考えていて、肉には毒素があるという考え方を持った方もいらっしゃいます。

また、自然を保護する難しさを学びました。水路を作るために木の根を破壊する状況を目の当たりにして、自然の営みが自然を守っていることを実感しました。

日本に存在する自然もたくさんの人々の努力により守られています。これからの体験記を通して、世界中の色々な努力の形をお伝え出来ればと思います。
次はネパールの記事を更新します。ブログでは日々更新していますので、ご興味があればこちらも是非ご覧いただければ幸いです。




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